【修理記録】ワンダースワン『仙界伝弐』のバックアップ電池交換回|ハンダ不要のCR1616ホルダー式

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今回は、ワンダースワンカラー対応ソフト『仙界伝弐』のバックアップ電池を交換したときの手順を記録しておきます。

きっかけは、数日前までちょくちょく遊んでいた『仙界伝弐』のセーブデータが、急に消えてしまったことでした。

これまで長年遊んできましたが、セーブデータが消えたことは一度もありません。
発売からかなりの年月が経っていることを考えると、もしかしてバックアップ電池切れ……?

試しにもう一度セーブしてから電源を切り、再度起動してみました。
やっぱりセーブデータが残っていません。

これは電池交換が必要そうですね。

ワンダースワン本体の偏光板交換のときにもお世話になりましたが、
私のブログではワンダースワンを開ける機会が妙に多い気がします。

ワンダースワンカラー対応ソフト『仙界伝弐』のカートリッジ
今回バックアップ電池を交換する『仙界伝弐』。

用意したもの

今回用意したものは、交換用のボタン電池と作業用のドライバーです。

『仙界伝弐』と交換用CR1616ボタン電池、ドライバーセット
交換用のCR1616ボタン電池と、作業に使用した工具。

カートリッジを開けてみる

ケースを開けて、中の基板を確認してみます。

『仙界伝弐』のカートリッジを開けた基板全体
基板全体。左側にバックアップ電池のホルダーがあります。

……なにこれ?

今までよく見てきた、タブ付きのボタン電池ではありません。
しかも電池の上にある金具は、かなり酸化しているように見えます。

酸化が見られる『仙界伝弐』の電池ホルダー
交換前の電池ホルダー。金属部分にはかなり酸化が見られます。

最初は「これ、どうやって交換するんだろう?」となりました。

インターネットで調べてみると、どうやらこれはボタン電池を差し込んで固定する 電池ホルダーのようです。

見慣れない形ではありますが、ハンダを使わずに電池交換できるのはありがたいですね。

古いCR1616を取り外す

電池を取り外す前に、ホルダーの構造を確認します。
金属部分を大きく曲げてしまうと破損しそうなので、今回は必要最低限だけ動かすようにしました。

CR1616を取り外す側から見た『仙界伝弐』の電池ホルダー
正面側の隙間からマイナスドライバーを入れます。

電池の上側と金属の押さえ部分の隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込み、
金具をほんの少しだけ持ち上げます。

電池ホルダーとCR1616の隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込んだ状態
マイナスの精密ドライバーを差し込み、金具を少しだけ持ち上げます。

その状態で画像の奥側から手前方向へ電池を押すと、CR1616が少しずつスライドしてきます。
無理に金具を起こす必要はなく、電池が通れる程度に浮かせるだけで大丈夫でした。

電池ホルダーから途中まで抜けた古いCR1616
古いCR1616が途中まで抜けた状態。

そのまま手前へ引き出せば、古いCR1616を取り外せます。

CR1616を取り外した『仙界伝弐』の電池ホルダー
古いCR1616を取り外したところ。

電池ホルダーは無水エタノールで軽く清掃しましたが、酸化している部分の見た目はほとんど変わりませんでした。
今回は破損させる方が怖かったので、無理な研磨などは行っていません。

新しいCR1616を取り付ける

新しい電池は、+側を上向きにして取り付けます。
取り外したときとは逆に、ホルダーへ横からゆっくり差し込んでいきます。

プラス面を上にした新品CR1616を電池ホルダーへ差し込んでいる状態
+面を上にして、新しいCR1616を横から差し込みます。

奥まで入れば取り付け完了です。
ホルダーの金具が電池を押さえていて、大きく浮いたりズレたりしていないことも確認しました。

新品CR1616を装着した『仙界伝弐』の電池ホルダー
新品CR1616の装着完了。

セーブデータが残るか確認

最後にワンダースワン実機で動作確認します。

ゲームを起動して一度セーブしたあと、電源をOFF。
その後もう一度電源を入れて確認してみると――

バックアップ電池交換後に『仙界伝弐』のセーブデータが残っていることを確認した画面
電源OFF→ON後もセーブデータが残っていることを確認。

ちゃんとセーブデータが残っていました。

これで電池交換完了ですね。

『仙界伝弐』のバックアップ電池がホルダーに入っているのには驚きましたが、
構造と手順さえ分かってしまえば、意外と簡単に交換できました。

おまけ

ちなみに、同じく電池切れしていた『SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT』も開けてみました。

『SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT』の基板とタブ付きボタン電池
こちらは見慣れたタブ付きのボタン電池でした。

こちらは見慣れたタブ付きのボタン電池でした。
同じワンダースワンのソフトでも、電池の取り付け方は違うんですね。

→ 『SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT』のタブ付きCR1616を交換した記録はこちら


【作品について】
本ページで扱う作品名・各種権利は、各権利者に帰属します。
『仙界伝弐 ~TVアニメーション仙界伝封神演義より~』(ワンダースワン)
©安能務・藤崎竜/集英社・テレビ東京・封神プロジェクト 1999
©BANDAI 2000

最終更新日:2026/09/15

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